奥海清瀧の遊楽園→C++を学ぼう!→その1

C++を学ぼう! その1

2024/12/9

前置き

このコーナーは、サイト主である奥海清瀧が1時間ほどでC++の使い方を文章にして書きながら学んでいくというコーナーです。プログラミングの全体像としてはうっすら把握しているので、スムーズにやっていきたいところです。


導入

C++というのは、OSの開発や、高速で動作するアプリケーションを作るための言語です。静的型付き言語なので、JavaScriptやPythonのような動的型付き言語よりも学ぶことが多く、ポインターという概念も存在するので少々難しくなっています。

C++を学習する際は、実際にコードを打ち込んだほうがわかりやすいです。なので、Visual Studio 2022を使ってコードを打ち込みましょう。Visual Studioを起動して、[新しいプロジェクトの作成]→C++の[空のプロジェクト]を選んで新しいプロジェクトを作成します。そして、ソリューションエクスプローラーの[ソースファイル]を右クリックし、[追加]→[新しい項目の追加]から新しいファイルを作りましょう。そして、次のコードを打ち込みます。

#include <iostream>

int main()
{
    std::cout << "Hello, world\n";

    return 0;
}
 <実行結果>
Hello, world

このコードの意味は、一番上のinclude文でiostreamというヘッダーファイルを読み込み、main関数が最初に実行される関数で、中ではstd::cout命令を使って「Hello, world」という内容をコンソールに出力しています。\nというのは改行するための特殊記号「エスケープシーケンス」です。return 0;というのは、main関数に0を返すというもので、0は正常終了を示しています。実行するときには、メニューの[ローカル Windows デバッガー]の右の三角ボタンを押すと便利です。


変数、型

変数と型は切っても切り離せない関係にあります。変数は型を使用しないと宣言できないからです。変数というのはその名の通り、変わる値です。変わらない値を宣言するための定数も存在しています。実際に使ってみましょう。

int main()
{
    int a = 30;
    float b = 20.5f;
    double c = 100.105;
    bool d = true;
    char e = 'A';
    char f[] = "文字列です";

    std::cout < a < "\n";
    std::cout < b < "\n";
    std::cout < c < "\n";
    std::cout < d < "\n";
    std::cout < e < "\n";
    std::cout < f < "\n";
}
 <実行結果>
30
20.5
100.105
1
A
文字列です

1時間経ちましたので、この詳細についてはまた次回書いていきます。

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